♯09-レオの過去(劉悶会討伐編)-
北海さん切り裂き事件は、紅葉高校の不良グループ、劉悶会のやつらの仕業だった。ドナちゃんの覚醒で、劉悶会はもう手を出して来ないだろうと思ったのだが、やつらはしぶとく嫌がらせをしてきた。部室が荒らされていたり、この前は麺が玄関で待ち伏せをくらって全治一ヶ月。もう許せないと言う事で今日。劉悶会をなんとかして抑えるため、帰宅部総会議が開かれた。
「はい注目。これは劉悶会の今の勢力だ!」
そういって部長は学校の勢力グラフ(円)を黒板に貼り付けた。それには、半分以上が劉悶会と書かれている。そして、4分の1に帰宅部・・・・・・・ってなんでオレ達入ってんの!!?しかもこんなに勢力あんの!?
「まぁ言っとくが、うちは劉悶会の勢力の約半分ほどだ。だが、まだ勝機はある。勝機はお前にかかっているぞ!レオ!!」
そういって部長はオレを指差した。
「え?オレ?」
「そうだ。」
「なんでだよwオレそんなに強くないぞ。やっぱりドナちゃんがいいんじゃね?」
「いや、おまえだ。おまえの過去を一通り調べさせてもらったぞ!」
「・・・・」
確信をつかれて黙り込むオレ。そして部長は「力をかしてくれるか?」と言ってオレの肩をたたく。オレは「わけわかんねぇ」と一言言って部室を後にした。
(レオ視点ではありません)
まったく話の読めない他多数は、レオの親友の口に説明を要求していた。口も、もう隠しておく必要がないなと悟ったらしく、しぶしぶ口を開いた。
「まぁ・・・あいつは、中学のころ紅中(紅葉中学校)で伝説つくったやつなんだよ・・・」
「あ、あの100対1の大喧嘩のやつか?」
「うん。」
部長の言葉に苦笑いしながら答える口。この言葉に皆唖然とする。そしてゆっくりと口が口を開いた・・・
あいつは、小さい頃から空手してて、小学校4年の頃にはもう段を取ってたんだ。その後、どんどん段を上げていって、中学に入る頃はもう3段くらいで並みの高校生よりは強かったと思う。レオはもちろん、空手部に入ったんだけど今の性格とは裏腹に超お調子者でいつもふざけてばかりいたんだ。まぁそれを上級生が許すわけなくて・・・当然締められようとしたんだけども逆にそいつらを返り討ちにしちゃってね。それから自由になったレオは毎日いたずらの日々。所狭しと学校中を走り回り色んないたずらをしまくったっけな。一回生徒会室が火事になった事件もあったんだぜ。まぁホントにやばい時はオレも止めに入ったけど・・・。そんだけ活発だったんだよ。あのころは。
「じゃ、なんで今は物静かなんですか?何かあったんですか?先輩に。」
っとハモリながらのバカップル二人の質問に口は一瞬言うまいか考えたが、すぐ口を開き続けた。
中3の最後の時、たいへんな事件があったんだよ。オレ、いつもレオといるだろ?だから不良グループが束になってオレを人質としてレオを一気につぶしにかかったんだよ。当然レオは一人で乗り込んできて、オレを逃がしたあと100人以上の不良対レオ一人の大喧嘩が始まったんだよ。さすがのレオもかなりてこずってさ、右手拳が砕けちまったんだ。まぁ、もう友達をこんなめに会わせたくないって言ってケンカも性格も空手も胸の置く深くにしまったんだ。あの事件はホント伝説ものだぜw
「で、教室でただぼーっと呆けてたところを部長に誘われたって感じ。」
「そ、そんなことがあったのか。」
と部長のことに口がビックリした声で聞く。
「部長、もしかして知らなかったんですか?」
「ああ。」
「え、でもさっきおまえの過去を調べさせてもらったって。」
「空手が恐ろしく強いと言う事だけな。」
「レオ勘違いしてるよ☆部長もだけど・・・」
「誤解を解きに行くか・・・」
「そうですね。」
ここは町の最果ての様な場所。レオと口が小さい頃見つけ出してよく遊びに来た場所。そこでレオはゴロンと仰向けになりただ空を見つめていた。
頭の中でこだまする部長の「おまえの過去を一通り調べさせてもらったぞ!」の言葉。
胸がえぐられるような気分がした。100対1の大喧嘩の時の口の恐怖にゆがんだ表情が頭し浮かぶ。あれ以来、ケンカと性格と空手を全てやめたっけなぁ・・・っと空を見つめながら思っていると、遠くの方から声が聞こえてきた。
「お〜い。」
「口?」
口だった。他のみんなもいる。そしていきなり部長が土下座をしてきた。
「すまなかった。お前にそんな過去があるなんて知らなかったんだ。空手が強いってことしか知らなかったんだ。」
「もぉいいっスよ。」
「本当にすまない。」っとあやまる部長に自分の気持ちを話した後、口が話しかけてきた。
「レオ、全部喋ったけど・・・良かったか?」
「いいよいいよ。どうせいづればれる事だし。それより―」
そこからレオの声が急に真剣な声に変わった。でも口には妙に懐かしい声に聞こえた。そう、中学時代のあの声。
「―約束破るかも知れないけど・・・またケンカしても良いか?」
全てを悟ったような顔をし。口は言った。
「正義のためならなb」
その一言にレオの顔が明るくなる。かなり懐かしい、中学時代の活気溢れた顔つきに変わる。そしてレオは部長とそのほかのみんなに言う。
「みんな、劉悶会。いたずらしに行くか☆」
「おー!!」
その言葉の意味を雰囲気的に理解したみんなは、町中に響き渡るような声で反応をしめした。
劉悶会の本拠地は紅葉高校の旧校舎にある。いや旧校舎そのものが劉悶会の本拠地であると言ったようなものだ。ガランとしているが、なんともいえない威圧感がある。
その中の一室で、劉悶会のボス「白取和巳(しらとりかずみ)」とある男がハーブティを片手に話し込んでいた。
「和巳君。調子はどうだね?」
その男は、あの劉悶会のボスに恐縮した顔をせず話しかけていた。
「いかにも、順調ですよ。でも、まさか生徒会長とも在ろうお方がこんなマネをするとはねぇ・・・」
と白取がたしなめると生徒会長はあざ笑うかのように返した。
「ふふふ、帰宅部のやつらを潰すには手段を選ばんよ。」
「それで、帰宅部を潰した暁には我が劉悶会に生徒会の予算を全て―・・・」
「分かっている。ちゃんと報酬は渡す。だが、今週中にあの部を廃部に・・・」
と言った所でドアがいきなり開き、劉悶会の幹部なる人物が入ってきた。
「ボス!ボスに会いたいと言う人物がいます。」
「名は?」
「レオと名乗っておりました。」
「やつか・・・構わん叩きだせ!」
「は!」
幹部が出て行った後で生徒会長が言う。
「レオとは何者だね?」
「レオは、紅中の100対1の大喧嘩の張本人です。」
「なに!?あの伝説の?」
「ええ、でも高校入ってからはおとなしくなったらしいので私でも余裕で勝てますよ。」
「それなら安心だが・・・まさかそんなやつを隠し持っていたなんて。」
「大丈夫ですよ。劉悶会に勝てるはずありません。」
「それなら安心だ・・・」
が、っと言いかけたところでドアが打ち破られる。ホコリの中から出てきた人物はレオであった。その後ろには帰宅部部長こと斎藤がいる。
「お二人さん、ずいぶんと興味深いお話をしてんじゃ・・・・ゴホッゴホッ。ちょ、待って、ホコリが肺に入った☆ゴホッ。」
「・・・」
みんな唖然になる。
「仕切りなおして。ずいぶんと興味深いお話してんじゃねーか☆」
全てを聞かれたと悟った白取はとっさにナイフを懐から取り出し、投げようとした。斎藤に向かって。だが、生徒会長の「まて!」の一声に引き止められた。
「久しぶりだな。斎藤。」
「お前は!!生徒会長の・・・なんだっけ?」
「帝だ!帝藤十郎!!」
ちょっと遅れたがここで生徒会長の紹介をしておこう。生徒会長帝藤十郎は1年生にして生徒会長になりあがった人物である。なぜなれたかというと、大富豪と言う地位を生かして紅葉高校の生徒を買収したからだ。
だが、生徒を買収したのに斎藤と一票差と言う結果で勝ってしまった選挙に自分のプライドが許せなかった帝はそのまま斎藤を逆恨みし、ずっと根に持っているのだ。
「あー・・・いたなぁ・・・そんな人・・・」
「つーか部長。それ部長なにも悪く無いじゃん☆」
「う、うるさい。こいつのせいでこの帝藤十郎のプライドはズタズタにされたんだ!」
「・・・」
一同が唖然とし、固まっていると、白取が言った。
「ですので生徒会長。今のうちに斎藤を殺っときますか?」
「いや、それじゃぁ黒猫!!」
「は?」
「面白くない。(尾も白くない)」
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「で、そっちの話はすんだ?」
とレオはテーブルにおいてあったハーブティを飲みながら言う。
「こら!それは私のだぞ!!」
っと言う帝の言葉を右耳から左耳に受け流した後、そうだ!と何かに気づいたように立ち上がり言った。
「そうだ帝!オレ達とゲームしないか?もちろんデスのつくゲーム☆」
「そんなの・・・ブッ!」
帝の言葉をさえぎり、白取がナイフを持て余せながら言った。
「いいだろう。今度の日曜。劉悶会対帰宅部のデスゲームと行こうじゃないか。」
・・・なんだろう。
話が大きく動きましたね。
自分でも何書いてるか途中で分からなくなってきました☆
これ、評判が悪かったら消します。
いや消すか分からないけど・・・
======◯)`д゜)・;'ブッ!!
前々からDIOに言われてたんですよね。話を大きく動かせと。で、コータローまかりとおるに今はまってるんで、このようなかたちになりました。
劉悶会編はチョット長く続く予定です。

