♯08-記憶の底のアンディリティ-
―・・・ん、ここはどこだ?さっきまでは教室にいたのに、ふと気が付けばさわやかな風が吹くただっ広い草原にいた。でも、どことなく懐かしいような気がする。
一人で観賞に浸っていると、どこからか幼い声が聞こえてきた。
「きーたん早く〜、おいてくぞ〜☆」
「待ってよレオ君〜」
・・・レオ?オレと一緒の名前じゃないか。・・・いや、むしろオレその者じゃないの?え?まさかこれってあのドッペルなんとかってやつ?じゃ、オレって死ぬわけ?
いかんいかん;;もう少しでネガティブ妄想が爆発しそうだった・・・
でも、これは何なんだ?もしかして夢?そうだ夢か!アハハハハ・・・。っと言いながらオレは無意識的に手を硬く丸め一発・・・・ バキッ!!
「でッ☆」
気づけばそこはいつも通りの教室。そうか、やっぱりオレは寝てたのか・・・と思った瞬間急に右頬に激痛が!!っと言うより周りの視線が痛い!あー痛い☆
昼休み、オレは口と部室で昼食を取る事にした。
「なぁ、レオ。」
急に口が話しかけてきた。でも顔が近い息かかってるぞw
「なに?」
「お前もらき☆すたなんて終わりにしてハルヒに・・・」
っと言いかけたとこでオレは「無理だ。」っと言った。まったく、いきなり何を言い出すやら・・・。
ぐだぐだ言いながら部室のDoorを開けると、なんとほとんどいるではないか、みんな相当暇なんだな。あ、でも北海さんがいない。
部室の真ん中においてるちょっとオシャレな丸いテーブルと椅子。これは部長がもってきた品だ。
「アンティークだw」っと言って持ってきたが・・・今ではオレと口の五目の台っと言ったところかな。
そこで口と食べているとドナちゃんが声をかけてきた、ハルヒの声でね。
「キョン、北海ちゃん知らない?昼休みから見てないのよねぇ、部室にいると思ったんだけど、まだ来てないみたい。」
そこで口はキョンの声で返す。
「しらんな。」
いやぁ2人とも声真似上手いね〜。感心するわ〜。っと言ってるオレもらき☆すたのセバスチャンこと白石みのるの声真似はマスターしてる。あと、ハルヒのキョンと谷口なら少しはできる。口ほど上手くないが・・・。
あ、そうそう。ドナちゃんはハルヒとらき☆すたの主なキャラはほとんどマスターしてるらしい。・・・すごいな。
「おい、今のはなんだ?」
っと今の会話を聞いていた部長が顔を近づけてきた。おまえもか・・・。
「今のは涼宮ハルヒの憂鬱ってアニメの真似ですよ。」
っと返す。部長は「なんかすごいな・・・」っと言ってちあき先輩のところへ戻っていったその時!!
きゃああああぁぁぁあ!!!
っと悲鳴が聞こえた。
「悲鳴!!?」っと全員が叫び部室を飛び出す。廊下と悲鳴の方へと走っていくと一人の女子が。そこでドナちゃんが叫び声をあげる。
「北海ちゃん!?」
そこには、制服を切り刻まれた北海さんがいた。オレはたまらず声を上げた。
「だれがやった!!」
「おい!その前におまえ鼻血拭けよ!」
「え?」
そして北海さんと目が合った。その瞬間鼻血が一気に噴き出す。いやだって、オレには耐え切れん。口、あとを任せた・・・。
「面倒事全て押し付けて倒れやがった(;゚д゚)」
「その前にドナをどうにかしろw」
っと部長。そう、ドナちゃんは親友の悲惨な姿を目の当たりにして覚醒していた。ってかスーパーサ〇ヤ人っぽくなってるぞww
「UAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!よくも北海ちゃんをおおぉおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
突然、キッ!っとドナちゃんの視線が廊下の角を指す。「そこか!」の声と共にダッ!っと飛び出す。すげぇ跳躍w
「オレは怒ったぞぉ!フリー〇ぁぁぁあ!!」
っとドナちゃんは壁を蹴り壊す。ちょwドナちゃん学校崩れるってwwその前に今フ〇ーザっつったろ?おい!完璧ドラ〇ンボールじゃねーか!!!
そこで部長がやっと部長らしく的確な指示を送った。
「ちあき!北海を部室に。そして口!レオをおぶれ。んでドナ、犯人を殺っちまえ!」
「え?なんでオレがレオを背負わにゃならんのだ!置いていけばいいだろ?」
「だってつっこみがいなくなるじゃん(;´Д`)」
「だれがつっこみだあああああああああああ!!!!」
「お。起きたか。行くぞ!!」
角を曲がると、ドナちゃんが犯人を捕まえてボコボコにしていた。おいおいおいおい;;これ以上やったら死ぬ、死んじまうって。すぐさま静止に入る。
「・・・グロ(;´Д`)」
「言っちゃダメだってば。」
その通り。相手の顔はグチャグチャだ。・・・うわぁ。これでは事情聴取ができないな・・・。まぁあんだけボコボコにされりゃもう絶対やらないと思うけど・・・
「さて、部室に戻るか。」
部長の呼びかけに応じてオレと口は部室に戻る事にした。でもドナちゃんはまだ覚醒したままだ。
「そういえば、この変死体はどうする?」
「したいじゃねぇよ」
「じゃ遺体」
「だから死んでねぇって・・・」
こんな会話をしつつ現場をあとに部室に戻っていった。
そういえば、あとから聞いたのだが、前々から北海さんはあいつらに嫌がらせを受けていたとか・・・。ら、だからまだ他にもいるってことだけど、ドナちゃんがついてるから大丈夫だろう。
*
「そういえばレオ、おまえよく気絶してたのにつっこめたな、もしかしてプロ?」
「うるさい、プロじゃないしオレはつっこみ係でもない!」
どうも、何日くらいあいてましたかね?
でもその分結構な形のが書けた気がします。いや、してきました。
今回のはドナちゃんが覚醒するとこがポイントですね。
なんかもうこれが定着していきそうで怖いですw
犯人を殺るとき、ズラ先生のコロネ爆弾を最初使おうとしたのですが・・・面倒くさくなってドナちゃんが覚醒すればいいやwってなってしまいました。
次はバカップルがメインなんでお楽しみ。

