♯07-七夕の日のこと
それは7月7日。そう、七夕の日に起こった。
いや異次元がどうのこうのとかそんな非現実な話じゃなくて、ただ顧問のズラ先生が「新たなコロネの材料を探しに行く!!」なんて言ってそのまま帰ってこなかったってこと。
まったく、みんなでオレん家に押し掛けやがって・・・日曜の朝が台無しだ。
さて、まぁ一応顧問の先生だ。みんなで手分けして探すか・・・ってアレ!!!
「みんななんで帰ろうとしてんだよ!先生探すから集まったんじゃないの?」
が、その返答は「そのうち帰ってくるだろ?」「だな」「うんうん」「むしろいなかった方が良くない?」っといたって冷酷で冷たく情のカケラもないものだった。
先生!あんさんも大変苦労してんねんなぁ・・・
「な、今日七夕やし部室でなにかせぇへん?」
とここで恋先輩がナイスな提案。オレは大賛成ですよ!先輩。
みんなが賛成と言う事で部室で七夕会をすることに決定。短冊と竹は部長がなんとかするらしい。
部室に到着。
去年は七夕会なんてやったっけな・・・まだ部員がオレと口と部長とちあき先輩だけだったからな。
それにしても、いつの間にかこの部もにぎやかになったな・・・
なんて思いつつドアを開けると。そこには先生が!
「先生!いままでどこ言ってたんですか!?」
ほとんどの人がそう言ったが、中には舌打ちをする人もいた。ああ、ほんとに先生を嫌いなんですね。(´▽`*)
「お前らこそ、何しに来たんだ?」
「今から七夕会をする予定なんですよ。」
「おお!丁度良かった。新作のが出来たんで食べてくれ。」っと先生はバックからなにやらコロネのようなものを取り出した。っと言うよりコロネなんだが・・・。
「先生・・・」
と呆れ顔で言ったそのとき!北海さんが「コロネ!」と奇声を発し、先生の手からそれをもぎ取るとパクリ。と一口。
「ちょ、北海さん。」
と言ったオレの言葉もむなしく。それを食べてしまった北海さん。大丈夫なのか?
一瞬間が空いたそのあと、北海さんの口から信じられない一言が!!
「超おいしい!」
一同「え?」
「レオ君も食べてみて、超おいしいから。」
え?いきなり?でも北海さんが言うなら・・・そう思いながらも半信半疑で食べてみる。
こ、これは・・・・
「うまい!!!!!!」
驚きだ!こんなに美味いとは・・・。そういえば、この人。家庭科の先生だったな。忘れてた。
そして今日は先生のコロネと部長のさしいれ(寿司やらステーキやら)で結構盛大な七夕会が行われた。
みんなが一発芸をすることになって、オレと口とドナちゃんでハルヒの物まねをした。ドナちゃんの長門はかなりにてたなぁ。

